・腕や、手のひら、指先がピリピリする

・なんとなく違和感がずっとある

・感覚が鈍い気がする

・最近物をよく落とす

・手に力が入りづらい

・姿勢によってしびれが出ることがある

痺れとは、身体のある部分に、正座したときのようなビリビリ、ジンジン、または電気が走ったような感覚を自覚的に感じることをいいます。また感覚が鈍いといった感覚鈍麻や、感じないといった感覚消失、少し触れただけで痛みに感じる感覚過敏など全て『感覚異常』といいます。

また力が入りづらい、動かしづらいもしくは動かないといった『運動麻痺』が起きた場合でも人によっては痺れと感じることが少なくありません。この感覚異常と運動麻痺はどちらかのみが起こる人もいれば、両方同時に起こる場合があるため、一言で痺れと言っても多くの場合が考えられます。

しびれを感じる身体の感覚受容器には、皮膚表面近くの痛覚・温冷覚・触覚、さらに深部にある振動覚・関節位置覚などがあります。

神経は頭から首、さらに鎖骨の下を通り、腕、肘、手首、指先へとつながっています。このどこかの部分で圧迫されていることにより痺れが起こります。

原因としては

・頸椎症

・頸椎椎間板ヘルニア

・胸郭出口症候群

・肘部管症候群

・手根管症候群

・内部疾患

・脳や脊髄

などさまざまです。

またレントゲンなど撮っても異常がないのに痺れが取れない方も多くいます。そういった方の原因の多くは、筋肉による神経の圧迫です。圧迫される場所によっても出る場所は異なります。手の神経は頸からでて、脇の下、肘、手首を通るため、頸であれば斜角筋という筋が多く、橈骨神経や、正中神経・尺骨神経など比較的わかりやすい神経だけ取っても痺れの出方は、人それぞれですので症状をしっかり確認することが大切になります。

鍼灸治療は圧迫している筋肉を緩ませ、神経に起きている炎症を早く引かせることにより、痺れの治療にとても効果的です。

予防するためにはまず、日頃から凝り固まっている筋肉を緩めるために、ストレッチを定期的にしましょう。そして、夏でも湯船に入り体を冷やさないようにしましょう。冷えるとしびれが出やすくなります。筋力アップ、体の正しい使い方を学ぶのも大切なことになります。

また、ご自身の姿勢を見直してみましょう。猫背など姿勢が悪いと歪みが出て頸や肩の筋肉が凝りやすくなり、痺れの原因になります。

当院では、鍼灸治療に加えて歪みもしっかり治すため、早期回復が期待できます。姿勢を正すことで、普段使われず硬くなった筋肉も使われ、姿勢を改善することで、良い状態を保つことができます。

慢性化するまえに1人で悩まないことが大切です。

仙台市で手の痺れでお悩みの方は、青葉区の中山鍼灸接骨院・整体院にご相談ください。